こんにちは!情報管理調査主任です。
今回のブログは企業様向けの内容になります。
会議の内容が社内の人間に漏れてしまう原因と対策について、事例を紹介しつつお伝えいたします。
何故か筒抜けになっている機密情報
ある大企業様からのご依頼を紹介します。
この企業様が私達へ盗聴器の探索を依頼するに至った理由は、
「大切な会議の翌日には、末端の社員がなぜかその内容を知っている」
というものです。
この会議は役員で行っているもので、扱う内容は当然外に漏れてはいけない内容のものがほとんどです。
企業にとって情報漏えいは死活問題です。そこで、この問題がなぜ発生しているのかを突き止めるために、私達への依頼に至ったというわけです。
現場へ到着した私達は、さっそく役員室や部長室、会議室などの探索を行いました。全体的な電波を対象とするローラー探索、そして盗聴器に合わせた電波の探索を実施しましたが、この時の探索では盗聴器の電波は受信できませんでした。
企業様からのご依頼に多い定期的な盗聴・盗撮器探索の場合であれば、「何も見つからなかった」という結果は歓迎されます。
しかし、今回のような情報漏えいの原因究明が目的であった場合は、流出経路を特定できなかったことになりますので、あまり良い結果とは言えません。
盗聴器が見つかり情報の流出経路を特定し、あわよくば見つけた盗聴器を手がかりに犯人の特定までできるいう結果が理想でしたが、なかなか期待した成果が得られないこともあります。
内部の人間が仕掛けた盗聴器にどう対応する?
社内会議の情報漏えいに対する盗聴・盗撮器探索は、何故なかなか発見に繋がらないのでしょうか?
それは、盗聴器を仕掛けた犯人が社内の人間である場合が多いからです。
機密情報が社内の人間に漏れているケースはよくあることです。それが社内に設置された盗聴器が原因である場合、その大半は内部の人間の犯行です。
今回の事例で末端の社員まで機密情報が知れ渡っていた原因も、何らかの方法で内部の人間が情報を仕入れ、それが人から人へとリークされていったと考えられます。
もし社内の人間が会議室に盗聴器を仕掛けていたのだとすれば、機密情報を入手した後は速やかに撤去してしまうことでしょう。私達が探索に入るよりも早くです。
内部の人間が仕掛ける盗聴に対応するためには、業者への依頼だけでなく社内の人間自らが、普段から自衛の意識をもつ必要があります。
盗聴・盗撮器に対する自衛方法については、当ブログの情報機器分析課長の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧いただければと思います。
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