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コンセントタップ型盗聴・盗撮器の特徴と自衛方法

投稿日:2019年9月26日 更新日:

情報機器分析課長です。

今まで当ブログで何度かご紹介してきた、コンセントタップにカムフラージュした盗聴・盗撮器。

これらは実際の探索現場でいちばん発見されやすい機器でもあります。

そこで今回は、コンセントタップ型の盗聴・盗撮器の各特徴と自衛方法をまとめてご紹介いたします。

 

コンセントタップ型盗聴器とは

探索でよく発見される、コンセントタップ型盗聴器。家庭で使うようなコンセントタップにカムフラージュしています。

見た目や電源の特徴は以下のとおりです。

 

コンセント型盗聴器の種類

コンセントタップ型といっても、「トリプルタップ型」「コーナータップ型」

「テーブルタップ(延長コード)型」といったように、通常のコンセントと同様いくつか種類があります。

コンセントタップの内部に盗聴器が仕込まれているので、見た目にも違和感がありません。

 

電源と見た目

コンセントからの電源を確保できるため、半永久的に盗聴が可能。

受信可能距離はものにもよりますが、100〜200mと言われています。

仕掛けた場所から電波到達距離の範囲内の場所で、盗聴用受信器を使用して会話の電波を受信する形です。

サイズは一般的なコンセントタップと同じ大きさで、通常のものと変わりなく使うことができます。

 

コンセントタップ型盗聴器の自衛方法

通常のコンセントタップの見た目と変わりなく、さらには実際に使うことができるため、見た目で発見するのは困難です。
ですから、見慣れないコンセントタップがないかという危機感をもつことが、自衛のキーポイント。

ただし見分けるのが難しくても、発見に役立つポイントがあります。
以前に当ブログでもご紹介しましたが、コンセントタップに必ずあるのがメーカー名の記載です。

また、現在のコンセントタップは火事などのトラブルを防止する為、はめ殺し(固定)タイプになっており、分解したりできないため、メーカー品に盗聴器を仕込むことはできません。

そのため、目視してメーカー名の記載がないものを見つけた場合は疑った方が良いでしょう。

 

コンセントタップ型盗撮器とは

コンセントタップ型は盗聴器だけでなく盗撮器もあります。では盗聴器と違う点はあるのでしょうか。

 

コンセントタップ型盗撮器の特徴

コンセントタップ型盗撮器は、別名コンセントタップ型ネットワークカメラとも呼ばれています。

ネットワークカメラは、それぞれがIPアドレス(通信機器をネットワーク上で判別する識別番号)を持っています。

ネット環境のある場所ならばリアルタイムで映像を見たりするだけでなく、保存や管理がどこからでも操作可能です。

目的にもよりますが、盗撮と盗聴ができるため、コンセントタップ型盗聴器よりも主流になっています。

 

見た目の特徴

当ブログを読んでくださっている方ならわかると思いますが、盗撮器はカメラレンズを目立たなくするために、全体的に黒いデザインのものが多くあります。

しかし通常のコンセントタップは、白いデザインのものが多く目立たなくすることが困難です。

そのため現在では、コンセントタップ型より黒色でも違和感のないUSB式のコンセントにカムフラージュしているものがの主流になってきてます。

動くものに反応する動体検知機能がついているタイプもあり、USBコンセントとしても使用可能です。

 

電源・記録媒体・レンズ位置

電源はコンセントからの電源供給で、内部に組み込まれているマイクロSDカードに記録される仕組みです。

コンセントタップの場合、レンズの位置はコンセント差込口の下に小さな穴があります。

USBコンセントの場合には、USBインターフェース(機器どうしをつなぐ接続部)の上か下に小さな穴が開いており、そこにカメラレンズが仕込まれています。

「小さな穴がある」というところが、盗聴器との違いです。

 

コンセントタップ型盗撮器の自衛方法

 

盗聴器と同じように、見た目は本物のコンセントタップとほとんど違いがありません。

ですから自衛方法も同じで、見慣れないコンセントタップやUSB式のコンセントを発見した場合には、小さな穴が開いていないかを確認してみてください。

 

現在の探索でもいちばん発見率が高い、コンセントタップ型の盗聴・盗撮器。

どちらも同じ自衛方法で危険を回避できますので、日ごろから注意していただくと良いでしょう。

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