情報機器分析課長です。
今回紹介する盗撮機器は壁掛けフック型カメラです。
知ってさえいれば一般人でも存在に気づきやすいカメラですので、今回の記事を自衛の知識を得るきっかけとしてください。
壁掛けフック型盗撮カメラの特徴
壁掛けフック型カメラは充電式の小型盗撮カメラです。
市販されており、盗撮専門店のほかネット通販での購入といった入手ルートがあります。
実売価格は安いもので5,000円程度のものから高くて10,000円を超える程度。
盗撮犯が比較的入手しやすい、つまり犯行に使われやすい盗撮カメラだと言えます。
見た目の特徴
壁掛けフック型カメラの色は黒が比較的多めです。カメラのレンズの色を隠すためでしょう。
黒以外の色の製品も存在し、その場合は黒色の音符のイラスト等、何らかのカモフラージュがレンズ部分になされている傾向があります。
しかしながら至近距離で確認すれば、レンズ穴とピンホールレンズが確認できます。
カメラの性能
壁掛けフック型カメラは充電式で使用するもので、連続撮影時間は1時間ほどです。
ただし「動体検知モード」という機能がほとんどの製品に搭載されており、何かが動いている状態のみビデオ撮影をするようになっているため実際は1時間以上の盗撮を行う性能を持っています。
壁掛けフック型盗撮カメラを使った盗撮事例と傾向
愛知県の中学校の女子トイレに壁掛けフック型盗撮カメラが仕掛けられたという事例があります。
犯人はその中学校の男性教諭。盗撮目的で女子トイレの個室内に壁掛けフック型盗撮カメラを仕掛けたところ、生徒がカメラに気づき騒動に。騒ぎを聞いて駆けつけた教諭(犯人)が取り外して持っていき、後日警察に出頭したというものです。
このように盗撮犯が壁掛けフック型カメラを使用する場合、女子トイレや更衣室が犯行場所になるケースが多いです。
更衣室はフックがあっても違和感はありませんし、トイレの場合でも最近はカバン等をかけるためのフックが設置されたトイレが増えており比較的違和感なく設置できると考えるのでしょう。
壁掛けフック型盗聴器に対する自衛方法
先ほどの中学校の例にあったように、まずはトイレや更衣室の変化に気をつけることです。
どちらも毎日使用する場所ですので、盗撮があるかもしれないと意識した上で生活していれば、変化に気づくのはそう難しくはないでしょう。
そして疑わしいフックを見つけた場合は、フック部分の上側を至近距離で観察すればレンズの存在は把握できます。レンズ穴は1mm程度の場合が多いですが、本物のフックであればそもそもその穴自体が開いていません。
以上です。
フック型カメラは壁からはがしてしまえばその時点での犯行自体はすぐに止めることができます。しかし、犯人の逮捕までを考えれば、見つけたフック型カメラはすぐに剥がさず、警察や専門家に相談することをお勧めします。
相談する際は迅速に。バッテリー容量の少ないフック型カメラは犯人が頻繁にカメラを触りに来るはずですから。
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