情報機器管理分析課長です。
今回は「モジュラージャック型盗聴器」について解説します。
電話の内容を知られてしまうという危険な機能を持っており、そのうえ探索対処が比較的難しいという厄介な盗聴器です。
モジュラージャック型盗聴器の特徴
モジュラージャック型盗聴器とは
モジュラージャックとは電話線の端に付いている四角い端子を挿し込む場所のことです。
ちなみにその四角い端子はモジュラープラグと言います。
モジュラージャック型盗聴器は、そのモジュラージャックに偽装して固定電話と電話線でつながり、通話内容をどこか離れた場所にある受信機へ向けて発信してしまうというものです。
モジュラージャック型盗聴器の見た目
偽装品ということで見た目は本物のモジュラージャックとほぼ同じです。
一本の電話線を2本に分ける二股型、一本のまま電話線同士をつなぐ延長型があります。
盗撮器であればどこかに小さなレンズが見つかるものですが、これは盗聴器であるためそのレンズもありません。
盗聴器としての性能
電話以外の音は取らない仕組みになっています。
利用者が受話器を取り持ち上げると起動し、通話の間だけその内容を受信機へ発信します。
モジュラージャック型盗聴器は電話回線から電源が供給されるため、半永久的に作動する仕組みになっています。
モジュラージャック型盗聴器を使った犯行手口
オフィスでは犯行事例が多い
モジュラージャック型盗聴器を使った盗聴は最近始まったわけではなく、昔からあります。
特にオフィスに仕掛けられている事例が多いです。
盗聴犯が素人の可能性もある
インターネットで検索をするとわかりますが、モジュラージャック型盗聴器は今も市販されています。
設置も工事などを必要とせず電話線とつなぐだけで容易にできてしまうことから、盗聴に慣れた犯人だけでなく、一般人が手を出していることも想定しておく必要があります。
犯人が回収に来ない可能性が高い
モジュラージャック型盗聴器は電源を電話回線に依存しているため、電源が切れることがありません。
そのため、他の盗聴・盗撮器であるような犯人の回収を待つという対策は期待できません。
盗聴を行なっている犯人はそう遠くはない場所でモジュラージャック型盗聴器が発信する通話内容を受信しています。
モジュラージャック型盗聴器に対する自衛方法
固定電話を使わないという方法
最近では固定電話を使用せずにPHSやスマートフォンで業務を進める企業が増えており、企業、家庭共に固定電話自体が減少傾向にあります。
モジュラージャック型盗聴器を警戒する場合、最も効果があるのは固定電話の利用自体を減らしてしまうことでしょう。
定期的な盗聴・盗撮器探索を
いざモジュラージャック型盗聴器の存在を調べ対策したいと思っても、見た目などからの対策を個人で日常的に行うというのは難しいものがあります。
モジュラージャック型盗聴器のリスクに対して本格的に予防を行うのであれば、オフィスそのものに対する盗聴・盗撮器探索を定期的に実施することをおすすめします。
盗聴器の発見ができることに加え、定期的な盗聴・盗撮器探索の習慣を社内に作ることは、盗聴器を仕掛けようと企む犯人に対する警告としての効果も期待できます。
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盗聴・盗撮器は意外と身近な場所に簡単に設置されます。
例えば・・・
三又のコンセント型盗聴器、テーブルタップ型盗聴器、スイッチ付きコンセント型盗聴器、
電話のモジュラーケース型盗聴器、電話機・リモコン・時計に内蔵された盗聴器、
照明器具の中に設置された盗聴器、ぬいぐるみ型盗聴器などの盗聴器や
超小型CCDカメラで盗撮を行う盗撮器などの設置はあらゆる場所に設置可能です。
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