情報機器管理分析課長です。
今回は「内視鏡型盗撮器」の特徴、盗撮事例、自衛方法についてお伝えします。
盗撮犯自身が手に持っての盗撮、物陰に固定しての盗撮と、両方の盗撮手口に備える必要がある盗撮器です。
内視鏡型盗撮器の特徴
内視鏡型盗撮器とは
内視鏡型盗撮器とは、胃カメラ等で使われる内視鏡とよく似た外見と性能をもつ盗撮器です。
本来は盗撮目的で売られてはおらず、人の手や目の届かない狭い部分の様子を探るなどの作業のために開発されたものです。
見た目・カメラレンズの位置
見た目は全体が細長く、内視鏡の管とケーブルという部分で成り立っています。
内視鏡の管とケーブルが合わさる部分には手で持ちカメラを操作するスイッチがあり、内視鏡の管はカメラレンズ、ケーブルは電源供給や記録をする機器へつながります。
カメラレンズは細長い管の先端部分にあります。
先端の断面部分に直径5mmから8mm程度の小型カメラレンズが見えます。
ピンホールレンズと呼ばれる直径1mmの超小型カメラレンズに比べれば、いくらか目視しやすい大きさです。
電源・記録の特徴
カメラレンズと逆側の管の先端はUSB端子、もしくはスマホの電源ジャック用端子になっているものが多いです。
それらの端子がパソコンやスマホにつながることで、記録と電源供給が行われます。
そのため、連続撮影時間はパソコンやスマホの電源に依存します。
内視鏡型盗撮器を使った盗撮手口
靴の先に仕込む
以前にもこのブログでお伝えした盗撮手口です。
靴の先に上向きになるようカメラレンズ部分を仕込み、靴からズボンの中へと管を伝わらせて手元にスイッチ部分をもってくるというものです。
電車の車内やホーム、階段といった場所での事例が多い盗撮手口です。
洗濯機の下からカメラレンズだけを出す
盗撮犯が手に持って操作する盗撮手口ではなく、隠しカメラとして固定する盗撮手口です。
洗濯機など大型家電の裏側に電源・記録用の装置を隠し、そこから家電の下に管を通すことで盗撮に及ぶというものです。
この盗撮手口はトイレや更衣室など、盗撮犯が選ぶようなほとんどの場所で実行できてしまいます。
換気口から発見された例も
盗聴・盗撮器探索を進める中で、会議室の天井にある換気口から内視鏡型盗撮器が発見されたという事例もありました。
この時は網目からカメラレンズだけを覗かせるという盗撮手口がとられていました。
内視鏡型盗撮器に対する自衛方法
盗撮犯が手に持っている場合
内視鏡型盗撮器を盗撮犯が手に持って盗撮を行う場合、何かしらの不審な動きが必ずあります。
手はスイッチ部分を隠すために何らかの方法で見えないようにしているはずですし、盗撮のターゲットに不自然に近寄る、意味もなくウロウロするといった行動も見られるでしょう。
不審な動きをしている人間に近寄らないこと。
不審さを感じた場合は手元や靴先といった箇所に注目すること。
これらを心がけてみてください。
隠しカメラが設置されている場合
盗撮犯が選びやすい、怪しい場所に光を当ててみてください。
内視鏡型盗撮器はカメラレンズの直径が5mm~8mm程度と比較的大きいため、光を当てることでカメラレンズがそれを反射し光ります。
盗撮犯はカメラレンズが目立たない物陰などに内視鏡型盗撮器を設置する傾向がありますが、この方法であれば暗がりでも内視鏡型盗撮器を見つけ出すことができます。
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