情報機器分析課長です。
今回はボールペン型盗撮器について、その特徴と対策を解説します。ボールペンについては以前盗聴器が内蔵されているものを紹介しましたが、なかには盗撮器が内蔵されているものもあります。
ボールペン型盗撮器の特徴
ボールペン型盗撮器とは
ボールペンそっくりにカムフラージュされた盗撮器です。
上端のカチカチっと押す部分がスイッチになっており、縦向きの状態で撮影が行えるよう設計されています。
見た目、カメラレンズの位置
見た目は本物のボールペンそっくりです。
本物との違いは本体部分の太さです。本物は細いものから太いものまで様々な形状形状があります。
しかしボールペン型盗撮器の場合はUSB端子を内蔵しているため、ほとんどが太い形状です。
カラーは黒色のものが多め。カメラレンズの色をカムフラージュするためです。
カメラレンズの位置はフックの上、もしくはフックそのものの上端です。
フックそのものにカメラレンズがある場合は、フックが黒色になっています。
電源、記録の特徴
バッテリー稼働時間は連続使用で60分程度です。
撮影したデータは内蔵されたメディアに記録し、後でUSB端子を介してパソコンに取り込むタイプが多いです。本体をインク交換の要領で回して分解すると、中からUSB端子が出てくるというものです。
ボールペン型盗撮器を使った盗撮手口
胸ポケットに入れて盗撮する
カメラレンズがフック部分にあるため、盗撮器を胸ポケットに差し込んだ状態で盗撮するのが主な手口です。
その姿はとてもありふれたもので盗撮犯としての違和感はありません。カムフラージュ性が高く厄介な手口です。
ペン立てに入れて室内を盗撮する
ペン立てにボールペン型盗撮器を立てておくという盗撮手口もあります。こちらも完全に日常生活に溶け込み違和感はありません。
ボールペン型盗撮器に対する自衛方法
フックの位置と色を見る
手口の項でもお伝えした通り、ボールペン型盗撮器はデザインも手口もカムフラージュ性が高いため対策が困難です。
その中でとれる対策として、怪しいボールペンがあればそのフックに注目してください。
フックの位置が通常よりも低い位置にあれば、フックの上にカメラレンズがある可能性が出てきます。
フックが黒色であれば、なお疑わしいです。
フックの位置に違和感がなくても、フック自体に黒色のカラーリングがされているのであればカメラレンズが仕込まれている可能性があります。
フックの位置、そして色。この2つに注目することを自衛の手段としてください。
ボールペン本体の太さを見る
ボールペン型盗撮器はそのほとんどが太めの形状です。
太いからと言って全てが盗撮器であるわけではありませんが、盗撮器かどうかを疑うポイントとしてください。
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