情報機器分析課長です。
今回はスクランブル盗聴器と呼ばれる盗聴器のタイプについて説明します。
このタイプが調査で見つかるというのは比較的レアなケースですが、その特徴は非常にやっかいなもの。専門家対応が必須となる事態です。
スクランブル盗聴器とは?
スクランブル盗聴器とは、周波数を短時間に何度も切り替えながら送受信を行う盗聴器です。
モノによって切り替えの頻度は違いますが、中には1秒間に何十回も周波数を切り替えるというモデルもあります。
この複雑な電波を受信するためには、発信器と対になった専用の受信器を使わなければなりません。そのため、犯人以外の音声視聴は極めて困難です。
さらに高度なタイプとして、犯人がリモコンで盗聴の開始終了を指示できるリモコンスクランブル盗聴器というものも存在します。
このタイプになると盗聴調査の難易度はさらに高くなります。
スクランブル盗聴器のメリット・デメリット
盗聴犯にとってのスクランブル盗聴器のメリットは、第三者による傍受がしにくいことです。
先に説明したとおり、スクランブル盗聴器は対になった発信器受信器のセットによって盗聴を行います。
スクランブル盗聴器から発信された電波は、そのセット以外の受信方法、それこそ一般的な盗聴調査で行うような盗聴発見器を使って第三者が傍受することは困難です。
盗聴発見器は基本的に同じ周波数を続けて受信する仕様になっているため、複雑に変わり続けるスクランブル盗聴器の周波数には対応できません。
次にスクランブル盗聴器のデメリットについて。
スクランブル盗聴器は常に電波を発信しているタイプです。そのため、周波数の変更によって電波の受信こそさせないものの、一瞬拾える周波数から盗聴器の存在自体だけは覚知できる可能性があるのです。
「何を言っているのかはわからない」が、「盗聴器があって何か音源を拾っているのはわかる」ということです。
ただし、先述したリモコンスクランブル盗聴器の場合はその電波すら犯人の手で自由に止めることができるため、このデメリットは存在しません。極めて厄介な盗聴手段です。
スクランブル盗聴器の探索方法
結論から言えば、専門家以外の人間が対応することはほぼ不可能です。
一般の盗聴発見器では、周波数を満足に拾えないことはもちろん、周波数の存在自体に気づけない可能性もあります。
スクランブル盗聴器に対応できる盗聴発見器やそれに関連する機器はたしかに存在しますが、それらを扱うには豊富な知識経験が必要です。
また、機器自体も非常に高額です。
仮にご自身の手で調査を進めた結果スクランブル盗聴器が関わっていると想定できた場合、そこから先の対策は専門家へ依頼するようにしてください。
以上です。一般的な盗聴調査では存在そのものを見落とす可能性すらあるスクランブル盗聴器ですが、ALSOKの盗聴調査はこのレアなケースも見逃しません。ご相談下さい。
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