情報機器分析課長です。
盗聴器で盗聴されていないか不安な方にとって心強いのが、「盗聴器発見器」です。盗聴器を発見するための機器を盗聴器発見器(以降、発見器)と呼びます。
それでは発見器は、どのようにして盗聴器を見つけるのでしょうか?
今回は、発見器を知るために、盗聴器の仕組みと電波についてわかりやすくお伝えします。
盗聴器の仕組み
発見器について知るためには、まず盗聴器の仕組みから知ることが重要です。
一般的な無線式盗聴器で盗聴器の仕組みについて説明します。
この盗聴器は、「発信機」と「受信機」で機能します。
まずは発信機で、人の声など「盗聴したい音」を受信し、その音を電波にして発信します。電波は空気中を伝わり、受信機に届きます。受信機は受信した電波を音として復元します。
こうすることで、盗聴犯は音を盗んでいるのです。
発見器の仕組み
では、どのようにして盗聴器を見つけるのでしょうか。
ここで鍵となるのは、盗聴器は一度「盗聴した音を電波にして空気中に発信している」というところです。
電波は目には見えませんが、専用の受信機で周波数(音の高さのようなもの)を合わせることで受信することができます。
盗聴器が、音を電波に変換し送っているためです。
この「盗聴器が発信している電波」を受信することができれば、盗聴器の存在を確認することができるというわけです。
電波と周波数とは
電波は同じ周波数が重なると、響きあって大きくなります。この性質を使って、特定の周波数を見つけることが、盗聴の電波を見つける方法です。
盗聴器が出している周波数を探り当てるために、発見器はいろんな周波数を探索します。たとえて言うならば、ラジオのつまみを回して、クリアな音が出る部分を探すのと同じです。
ラジオのチャンネルが合うと音が聞こえますが、合っていないとザーザーというノイズが聞こえます。発見器も同じ仕組みで、盗聴器の出す電波を探しています。
発見器にとっての「ノイズ」とは?
発見器で電波を探すときには、電波を音に戻す機能(復調)が付いていることが望ましいです。
それができない発見器だと、誤って電子レンジや携帯電話の電波を受信してしまっても気づくことができません。
様々な周波数帯の電波が混じり合うと、「ノイズ」が多い状態になり、受信したい周波数がわからなく
なってしまうのです。 これが「盗聴器」の発見を妨げているのです。
いろんな機能の発見器
発見器には、安価なものから高価なものまでさまざまな機能のものがあります。
安いものだと数千円からありますが、この価格帯の機器では、ほとんどが広い範囲の電波を受信するため、
電子レンジや携帯電話の電波の影響を受けやすくなります。
このため、盗聴器の電波が検出されにくくなってしまうのです。
数万円で売られている機器は、他の電子機器の電波を避けて、狙った周波数を受信できます。
機能によって、盗聴器の発見精度に差が出てくることがお分かりいただけましたでしょうか?
ご自身で探索される際は、電波を音声に戻せる復調機能が付いた発見器を導入することをお勧めします。
探索する方が正しく判断し、盗聴器をきちんと発見できることを願っております。
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