情報機器分析課長です。
これまで、このブログでは電源タップ、電卓、ペンなど様々なものに
カムフラージュされた盗聴器をご紹介してきましたが、基本的には
3つの性能に分類することができます。
今日はその性能について、詳しくご紹介いたします。
電波式盗聴器
電波式が最も一般的で、多く出回っています。その名のとおり、電波を使用した盗聴器です。
性能と特徴
常に電波を飛ばしているので、リアルタイムで盗聴することができます。
ただし電波が飛ぶ距離には制限があり、仕掛けたところから300m〜500mくらいが限界です。
盗聴器の具体例
電波式は身近なものに仕掛けられていることが多く、例としてはタップ型と内部型があるコンセント型です。
タップ型であれば外すことで自衛できますが、内部型はコンセントの内部に仕掛けられているため、見た目にはわかりません。
ほかにもマウス型の盗聴器があり、違和感がないため注意が必要です。コンセント型については下記のブログにも詳しく書いています。
有効な対策
電波式は熱をもつため、市販のサーモカメラ、探索機器を使用しての探索も可能です。
しかしながら以前にもお話したように、安価なものでは他の電波も受信してしまい
盗聴器を特定することが難しいです。
詳しくは下記のブログをご覧ください。
単身の方であれば高額なものを購入するのではなく、プロに依頼した方が
低コストで間違いが少ないです。心配な方は、一度ご相談してみてください。
録音式盗聴器
録音式はわかりやすく言うと、ICレコーダーやテープレコーダーのことです。
性能と特徴
こちらは電波式とは異なり、録音式盗聴器本体に、盗聴した内容を録音していくものであるため、リアルタイムでの盗聴はできません。
長いものだと、6〜8時間くらい連続で録音ができます。
盗聴器の具体例
録音式はペンや電卓といったアイテムにカムフラージュされているものが例としてあります。
ペン型はペン立てや胸ポケット、電卓型はオフィスの机の上といったように、ごく自然に設置できるので見分けがつきにくいアイテムです。
ペン型については下記のブログにも詳しく書いています。
有効な対策
偽造品が多く、わりと入手しやすいという怖さもあります。
身近にあるものにカムフラージュしていることが多いので、ご自身の周りに見慣れないものがないか注意することが、一番の対策です。
有線式盗聴器
有線式の盗聴器は電波式、録音式とはまた違った特徴があります。
性能と特徴
壁を利用し、振動を音声として受信するタイプ。いわば聴診器に似た仕組みです。
これは対象が壁を隔てた隣の部屋など、近くにいないと盗聴できません。
盗聴器の具体例
聴診器に近い形をしたコンクリートマイク型や、針のような見た目をしたニードル型があります。
詳しくは下記のブログに書いています。
有効な対策
このタイプでの盗聴は近くにいることが条件のため、会議室や役員室の周りに人が出入りできるスペースを作らないことが有効な対策です。
社内での会議や商談の際には、部屋の周りが廊下など、人が隠れることができない場所を選びましょう。
このように、盗聴器の種類によって対策方法や注意点が異なります。何か不安なことがありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
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盗聴・盗撮器は意外と身近な場所に簡単に設置されます。
例えば・・・
三又のコンセント型盗聴器、テーブルタップ型盗聴器、スイッチ付きコンセント型盗聴器、
電話のモジュラーケース型盗聴器、電話機・リモコン・時計に内蔵された盗聴器、
照明器具の中に設置された盗聴器、ぬいぐるみ型盗聴器などの盗聴器や
超小型CCDカメラで盗撮を行う盗撮器などの設置はあらゆる場所に設置可能です。
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