情報機器分析課長です。
今回は「ライター型盗撮器」の特徴と自衛方法をお伝えします。
ドラマで探偵役が使うなど、比較的認知度の高い盗撮器です。
ライター型盗撮器の特徴
ライター型盗撮器とは
市販されている様々なライターに似せた盗撮器です。盗撮器の中でも特に小型な部類に入ります。
見た目のカムフラージュ性が高く、小型であることから盗撮器の存在自体も隠しやすいという特徴があります。
最近はタバコに火をつけられるものも出回るようになりました。盗撮器から火が出るわけではなく、内蔵された電熱線にタバコを押し当てて火をつけるものです。
見た目、カメラレンズの位置
市販のライターそっくりの見た目にカムフラージュされています。100円ライターや高級ライターなどいくつかのタイプがあり、どれも少し見た程度では本物と見分けがつきません。
形や大きさに加え、デザインからの判別も難しいです。多種多様なデザインやオリジナルデザインがあるライターは、そもそもデザインから違和感を得るということ自体が困難です。
カメラレンズの位置は底面です。小さなカメラレンズが使われていますが、盗撮器のサイズが小さいことからカメラレンズ部分は相対的に目立ちます。
手にとって至近距離で観察すれば、カメラレンズの発見は可能です。
電源、記録の特徴
記録はMicroSDカードを使うものがほとんどです。
バッテリーの持続時間は製品によって差があり、連続撮影で30分から2時間程度です。中には「ターゲットが動いた時だけ撮影を始める」という機能を持ったものもあります。
ライター型盗撮器を使った盗撮手口
盗撮犯が手に隠し持って撮影
盗撮犯が歩きながらターゲットを盗撮する、座席に座って頬杖をついた手の中に盗撮器を忍ばせるなどの手口が多く見られます。盗撮器のサイズが比較的小さいことから、自分の手で包むように隠し持ててしまうのです。
反対の手にタバコを持たれると、ただでさえカムフラージュ性の高いライター型盗撮器の違和感がさらに消されてしまいます。
女子トイレに置かれていた事例
当社で確認した事例の一つに、ライター型盗撮器が女子トイレに置かれていたというケースがありました。
この盗撮器は遠隔操作をする機能がなく。盗撮犯は女子トイレに忍び込み自分の手で撮影開始ボタンを押し、動くものを自動で検知して撮影された画像に期待したと思われます。
この件はトイレの利用者が盗撮器の存在に気づいたため事なきを得ています
ライター型盗撮器に対する自衛方法
疑わしいライターは手にとってみる
疑わしいと思ったライターは実際に手にとって見る、もしくは近づいて様々な角度から観察するとよいです。
特徴の項でもお伝えしたとおり、ライター型盗撮器は至近距離で観察すればカメラレンズや電源ボタンを見つけることができます。
盗撮犯が映り込んでいる可能性が高い
ライター型盗撮器を発見できた場合、録画されている映像に盗撮犯が映り込んでいる可能性が高いです。遠隔操作ができない仕組みなので、録画を開始した瞬間の映像が残っているのです。
映像を分析することで犯人特定につなげられるケースは多くあります。
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